「実家を解体したいが、何から手をつければいいのか分からない」——清須市や名古屋市西部のお客様から、いちばん多くいただくご相談です。
解体工事は一生に何度もあるものではありません。ここでは、最初のご連絡から工事完了・引き渡しまでの流れを、順を追ってご説明します。
1. お問い合わせ
お電話またはフォームからご連絡ください。この時点では、次のことが分かれば十分です。
- 建物の場所
- おおよその大きさ(何坪くらい、何階建て)
- 木造か、鉄骨か、コンクリート造か
- いつ頃までに終わらせたいか
分からない項目があっても構いません。現地で確認します。
2. 現地調査
日程を合わせて建物を拝見します。所要時間は建物の規模にもよりますが、多くの場合1時間ほどです。お立ち会いいただけると、その場でご質問にお答えできます。
調査で確認するのは主に次の点です。
- 建物の構造・規模・劣化状態
- 前面道路の幅と、重機・ダンプの搬入経路
- 隣家との距離、電線や配管の位置
- ブロック塀・樹木・物置などの付帯物
- 残置物(家財道具)の量
- アスベスト含有の可能性がある建材
3. お見積りのご提示
調査結果をもとに、内訳を明記したお見積りをお出しします。「解体工事一式」ではなく、何にいくらかかるかが分かる形にしています。
費用が何で決まるのかはこちらの記事で詳しくご説明しています。
4. ご契約・各種手続き
お申し込みいただいたあと、工事に必要な手続きを進めます。
- 建設リサイクル法の届出(一定規模以上の工事の場合、着工7日前までに提出)
- アスベスト事前調査の結果報告
- 道路使用許可(必要な場合)
- 電気・ガス・水道・電話の停止手続き
ライフラインの停止はお客様にお願いすることが多い部分です。手続きに日数がかかるものもあるため、早めに動いていただくと工程がスムーズです。どこに何を連絡すればよいかはご案内します。
5. 近隣へのごあいさつ
着工前に、両隣と向かい・裏のお宅を中心にごあいさつに伺います。工事期間、作業時間、音や振動が出ることをお伝えします。
解体工事で起きるトラブルのほとんどは、この一手間を省いたことが原因です。工事そのものと同じくらい大切に考えています。
6. 足場・養生の設置
建物のまわりに足場を組み、防音・防塵シートで覆います。粉じんと音をできるだけ外に出さないための準備です。
7. 内装材の撤去
いきなり重機で壊すわけではありません。まず内部の石膏ボード、断熱材、建具、畳などを人の手で分別しながら取り外します。この分別が丁寧にできているかどうかが、適正な処分につながります。
残置物がある場合も、この段階で処理します。
8. 建物本体の解体
重機で構造体を解体していきます。水を撒きながら作業し、粉じんの飛散を抑えます。
隣家が近い側は、重機だけに頼らず手作業を組み合わせます。時間はかかりますが、確実です。
9. 基礎の撤去・地中の確認
地上部分を解体したあと、コンクリート基礎を撤去します。このとき、古い浄化槽や井戸、以前の建物の基礎などが出てくることがあります。
地中埋設物は事前に完全には読み切れません。出てきた場合はその場で状況をご説明し、対応と費用をご相談してから進めます。黙って作業を進めて後から請求する、ということはしません。
10. 整地・完了確認
土地をならして仕上げます。更地にするのか、砕石を敷くのかは、その後の用途によってご相談のうえ決めます。
最後にお客様と一緒に現地をご確認いただいて完了です。
11. 書類のお渡し
工事後、必要な書類をお渡しします。
- マニフェスト(産業廃棄物管理票)の写し — 廃棄物が適正に処理されたことの証明です
- 建物滅失登記に必要な取毀証明書など
建物滅失登記は、解体後1か月以内に法務局へ申請する必要があります。忘れやすい手続きですので、あわせてご案内します。
期間の目安
木造2階建ての一般住宅であれば、足場設置から整地まで1〜2週間程度が一つの目安です。ただし、道幅・隣家との距離・天候・地中埋設物によって変わります。
手続きの期間を含めると、最初のご連絡から完了まで1か月半ほどを見ておいていただくと安心です。
清須市・名古屋市西部での施工について
藍解体工業は清須市新清洲に事務所を構えています。近隣の現場であれば、現地調査も工事中の対応も素早く動けます。
解体工事業登録を愛知・岐阜・三重の3県で、産業廃棄物収集運搬業許可を愛知・岐阜・三重・滋賀の4県で取得しています。解体から廃材の運搬まで自社で完結できる体制です。

